倒される前に倒すゲー

真・女神転生シリーズ（以下メガテン）の特徴かもしれません。
雑魚敵とは言え油断すると即乙る仕様です。
特に敵に先制攻撃されようものならいきなりピンチ、
場合によっては全滅ですからね。
そしてこの仕様は真・女神転生VX（以下VX）でも残されています。

とにかく先手をとることが大事なゲームだと思います。
そういえばVXのゲーム内の武器屋のおっさんも
「殺される前に殺す。これ基本」
みたいなこと言ってましたね。
だから敵の数が多く初手では致命的な打撃を与えられない場合は
あえて逃げるというのも必要だと思います。
特に状態異常スキルや即死系スキルを使ってくる敵は要注意。
もしそんなやつらが６匹とか現れようものなら危険度大。
自分の初手での殲滅力と要相談になりますね。

こんな緊張感ある戦闘を強いられるメガテンですが、
逆にこれがいいのかもしれません。
もしこの仕様がなくなれば戦闘から緊張感が薄れてしまい、
ただの作業になってしまうかもしれませんからね。

ちなみにボス戦はまたちょっと違います。
先手をとって高攻撃力でごり押しだけでは勝てないことが多いです。
メガテンのボスは初見殺し、と言ってもいいかもしれませんね。
なので最初の戦いはボスの特徴を調べるのが最優先課題です。
まぁ、最初で勝てちゃうときもあるのですがね。
で、対策をしっかりととってから２回目以降で勝ちにいきます。
これがボス戦の基本スタイルではないかと私は思います。

この傾向が色濃く出てきたなと感じたのは３以降ですかね。
そしてVXにもこの傾向がしっかりと受け継がれています。
なのでボス戦はなかなかやり応えがあります。
原作の真・女神転生はごり押しができたことと比べると
VXのボスは大分強く、そして賢くなったように感じますね。