残念な映画

「君の名は。」を今日見た。
寝ることをきっかけに歴史を遡って男と女が入れ替わるという設定の映画。
まずこの時点でなんだこの設定とは思っていた。
でも見てみないことにはわからないと思い今日DVDを借りた。

見ず知らずの人に突然なってるのにその動揺がきちんと描かれず
すぐに生活に溶け込んでいくあたりかなり違和感があった。
見ず知らずの他人にいきなりなって、それも異性になって
そんなすぐに自然と生活できるわけないだろ。
その辺の戸惑いの描き方はばっさり省略されてて嫌だった。
多分、それが映画の主題ではないから省略したんだろうが
それならそんな無茶な設定でそもそも映画つくんな。

それでも最後まで見ないことにはわからないと思い、
大きな違和感を持ちつつも見続けた。
中盤後半にかけてはなかなか面白かった。
ネタばれになるので内容は書かないが、
違和感の部分に目をつむれば次どうなるんだろうと思わされた。

しかし、最後まで見て残念な終わり方だった。
最後の強引なハッピーエンドにも違和感を感じた。
「君の名は。」を見ることはもう二度とないな。
話題になったので見てみたが、残念な映画だった。